Melodyneは音が「どこからどこまでが1つの音である」と自動で認識してしまいますが、音と音の分割が思ったように認識されないことがあります。
また、同じイベントからハーモニーを生成したりする場合、ロングトーンを分割して内声の動きを出したい時もあります。
例えば、次のような音声は、分割されずにほとんど一つの音と認識されてしまいます。(おじさんのロングトーンでキモくてすみません)
ちなみに録音に使ったマイクはPreSonus PX-1です。素直だけど楽しい音がします。
すぐこの分割ツールを試せるように、さっきのおじさんの声をダウンロードできるようにしました。
>>>>>>ボゲーーーー(右クリックでリンク先をダウンロード、などでダウンロードしてね。しなくてもいいよ。)
このデータは著作権フリーで自由にご利用いただけます。unkoサイト内のその他の著作権フリーコンテンツはこちらにもあります。
この辺りはMelodyne EssencialとMelodyne Editorで少し動作が違います。
Melodyne Essencialの場合は、
1:スパナの形の「ノートアサインメントモード」にすると、右側のツールが変わります。
2:が分割ツールになるので、まずはこの分割ツールを選択します。
Melodyne Editorの場合は、
左側のモードがどれでも分割ツールが出てきます。
ええ塩梅のところでダブルクリックをすると、いくらでも一つの音を分割することができます。
なんで分割できないの?って場合は、シングルクリックだからです。
分割した場合は、その音から分析した音程になるので、分割すると少し音程が変わる場合もあります。
あとは上下にメインツールで音程を変更しましょう。
本来は別の音と自動で認識されなかった音や内声の動きなどで音楽的に分割するのですが、本機能を悪用して、先ほどのおじさんのキモい声を使って、一つの音からキモい曲を作ってみました。
その他のCeleomony Melodyneの使い方メモはこちら