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インストゥルメントトラックをオーディオトラックに変換するのに、Studio Oneでは様々な方法があります。
1)右クリックからダイヤログで行い、オーディオトラックに変換(比較的詳細に設定可能)
2)単に、 VST instrumentsトラックをAudioトラックにドラッグ&ドロップする(簡単)
これ以外に、ステムの書き出しを使う方法もあります。これを使うと完全にMIDIトラックとリンクしないオーディオトラックができるので、場合によって使い分けています。
私の主な使い方は「複数トラックあってめんどくさい時」「MIDIの編集はもう打ち切りにしたい時」などです。
ステムとは、各トラックを頭を揃えてバラバラのオーディオデータに書き出したもの(デジタルなのでマスタークロックがなくても頭が揃ってれば基本的にずれない!)で、本来MIXDOWNを別のスタジオで行うのでエンジニアに渡すデータを作る場合や、Pro Toolsなどの別のDAWにデータを写してMIX DOWNする場合などに使いますが、Studio Oneでは、自分自身にインポートできます。Studio OneでMIDIの編集とMIXとを分けたい時にも使えます。
Studio OneなどのDAWで作った曲をトラックごとにバラバラで書き出し、スタジオでProToolsでミックスする場合などは、トラックごとに開始時間を揃えたバラバラのデータを用意し、それを頭を揃えてProToolsに読み込んでMIXする、などの作業に使うものです。 テンポ情報などがかえって違うDAWで読み込むとエラーになる可能性などもあり、納期の差し迫ったエラーの許せないお仕事の現場などで使われます。
Studio One の上のメニューから「ソング」の中の「ステムをエクスポート」を選びます。
キモは丸で囲っているところで、右下の「オプション」から「トラックにインポート」にチェックを入れると(初期設定では、外れています)、エクスポートしたステムのデータを、Studio One本体にもインポートできます。
これを使って、VST instrumentsをVST effectsを掛け録りしながら、複数、任意のトラックをオーディオデータに変換し、しかも自動的にStudio One本体にインポートして、ミックスダウンの作業に進めます。便利ですね。
このように、Studio Oneでは、一つの目的であっても、複数の使い方ができるようになっているので、ユーザの今の使い方に合わせて、色々な選択肢があります。
ステムの書き出しのソースとして選択できる「チャンネル」と「トラック」ですが、
トラックはそのまんまトラックごと、で、「チャンネル」は「出力先」であると解釈するのが良いでしょう。
下のチャンネルの黄色い3人は、Impact XT(トラック:源)のパラアウトです。BFDのようなラウンドロビン(スネアなど叩くたびに音が違ってマシンガン感が少なくなる機能)を使った音源を複数のトラックごとに鳴らすと微妙に別の波形が出る場合があるので、そういった場合は「ソース」を選択するのも良いでしょう。
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