Studio One の使い方・メニュー表示はここをクリック
Studio One の使い方・サイト内検索がおすすめです:
Studio One 4〜の便利な機能、コードトラックですが、楽曲全体の移調が必要になった時に、chord nameも全部打ち直しになったら地獄ですよね。もちろん、そんなことがないように、コードトラックも一斉にトランスポーズができるようになっています。
※基本はこちら・・・MIDIデータのトランスポーズ ・ オーディオのトランスポーズ
これを見るとコード全体を移調する方法が一髪!
今回この曲、コードを含めてNotionから譜面に書き出す実験で使った「譜面実験くん」という曲を移調してみます。
コードを全部選択して右クリック、「コードをトランスポーズ」。
すると次のダイヤログが出てくるので、+2や-2、キーがCのものをDにするには、+2半音ということで2を入力します。
コードトラックのインスペクタに「キー」があるけど、これを変更しても、コードはトランスポーズされません。この「キー」は多分ボイシングのアルゴリズムなどに関係してるのかもしれませんが、とにかくここを変えても移調できることはありません。
現時点でこの「キー」から派生する効果として判明しているのが、Notionに譜面を送った時の調号として機能する、ということです。具体的には、これがCであれば何もつきませんが、D にすると#が二つつきます。Notionでリードシートを書き出す場合は、この「キー」も変更しておいてください。
各トラックの「コードに従う」の設定ですが、これがオフになっていないと、コードトラックをトランスポーズした場合に、下のように「移調」とは程遠い、ぐちゃぐちゃになる場合があります。
コードトラックはコードトラックとして、音符のトラックは音符のトラックとして、ドラムのトラックは移調せずに・・・という移調が一発でできたらいいのですが、それは昨今の音楽の特性とか、トラックごとの設定が複雑になるので、なかなかないのでしょうね。
しかしながら、1、コードトラックの音をトランスポーズ 2、コードトラックのキーを決定、3、MIDI及びオーディオデータの普通の音階のトラックを全選択からのトランスポーズ、の3ステップで可能です。Notionと連携させない場合は2も必要ないですし。
Studio One 4〜のコードエディタ関連の使い方まとめです。徐々に加筆していきます。
その他のPreSonus Studio Oneの使い方メモはこちら
Studio One の使い方:各カテゴリーにジャンプします。
内容が膨大になってきたので、サイト内検索がおすすめです: