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ノーマライズ(音量正規化)の意味ってなんでしょう? DAWなどの波形編集ソフトで使う一般的なノーマライズのコマンドは、ピークレベルをデジタルクリップ(※)が起きない範囲で最大化する処理です。 (※注釈・・・浮動小数点数処理をしていないデジタル音声信号の場合、0dB(0dBFS)、メーターの以上になると歪み、バリバリした不快なデジタルノイズが発生します。オーディオインターフェイスに送るバス以外のStudio One の内部のコンソールで0dBを超えてても歪まないのは32bit浮動小数点処理が行われているとか、DAWによっては余裕分が用意されてるからとか、いろいろ理由があります。簡単にわかりやすく説明するとそうなりますが、もっと正確かつ詳しい知識が必要な場合は専門書を!とにかく0dBFSを越えると、基本的には不快な感じで歪んでしまうので、そうならない範囲ギリギリに最大化するのがノーマライズなのです。)
Studio One では内部処理的に優秀なのでほとんどしなくていいとも思うのですが、音量が小さい場合など、ノーマライズをかけると波形がはっきりしますので、ハンドリングしやすくなる場合がありますね。
ノーマライズの是非については諸説ありますが、そもそもノーマライズがいらない状態で録音するのがベストですし(スタジオやライブなどの録音の仕事でレコーディングエンジニアがノーマライズをかけてるのを見たことがありません。後ろでおやつ食ってるから見てないだけかもしれませんが)、録音レベルが低く、波形が見辛い場合などで後からかけるか否かは、作業しやすいとかそういう理由でいいと私は思います。
各イベントごとにゲインをあげる方法もありますが、手間的にはこっちの方が自動で簡単ですし、Studio One 内部の処理でその音質の差異は私には判別できないです。
インスペクタの中にノーマライズのチェックボックスがあります。Studio One は非破壊編集的な感じなので、ここのチェックを外すとノーマライズを解除できます。大きいモニターを使っていてインスペクタが常に表示できている場合などはこの方法が良いかもしれません。
これ割とめんどくさいですが、複数の波形を選択してノーマライズをかける場合などは良いでしょう。あと、方法を忘れた時、手間ですけど思い出させてくれます。
右クリック>オーディオ>オーディオをノーマライズです。
alt+Nでノーマライズです。command+Nだと新規作成になってしまうからでしょう。ノーマライズのショートカットについてはこちらでも紹介しています。
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