PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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Studio One のマスタリング手順

Studio One のマスタリング機能の基本をご紹介します。

マスタリングするCDの情報については、日本語は避けるようにしましょう

このページは日本人にとってわかりやすくなるように日本語で曲名などを入力していますが、CDの情報はプレスで出した時に日本語が混ざっていると重篤なエラーになる場合があります。
このため、現在日本のおそらくほぼ全ての工場でCDプレーヤーで曲名が表示されるCD-TEXTは生産してなく、どっちみち削除されると思いますが、詳しくはプレスに出す場合は工場にご確認ください。CD-Rでデスコで再生するくらいなら、お持ちのプレイヤーがかかればどっちでもいいと思います。

1.)新規作成から「新規プロジェクト」

プロジェクトといえばXですが、XはスパルタンXでもあります。そういうわけで、深く考えずに、StudioOneで新規にCDをマスタリングする場合は、プロジェクトを新規に作成しましょう。

2.)マスタリングするCDに配置するトラックを読み込む。

隠れていますが、プロジェクト画面にもブラウザがあります。マスタリングに必要なファイルやプラグインは、これを呼び出すと便利です。ファンクションキーのF5 を押してください。

右側にブラウザが表示されたかと思いますので、こちらからwavデータやSONGファイルをドラッグします。なお、普通にFinderやexplorerからもドラッグできますので、わざわざF5を押さなくても構いません。どっちでもいいです。

Studio Oneでマスタリングする曲を読み込む

また、プロジェクト>ファイルをインポートでも、行うことができます。

Studio Oneでマスタリング

Studio One のマスタリング機能、ここがすごい!

Studio One のマスタリング機能ですごいのは、SONGデータをそのまま読み込める点です。プロジェクト(マスタリング)の中に配置すると自動的にレンダリングされます。マスタリングで編集する途中で、MIXに戻りたくなる時もあります。その時、再びSONGを編集してヴォーカルのバランスを上げて上書き保存すると、再びプロジェクトの画面に戻ると、再び「マスタリングファイルを更新」と出て、再度ヴォーカルを上げたバージョンがレンダリングされ、読み込まれます。

2mixになったデータをあれこれするよりも、ミックスの段階に戻った方が早いですので、完全にリンクしているこの機能は、マスタリングのユートピアみたいな環境であると言えるでしょう。

Studio Oneでマスタリング

3.)マスタリングするCDの各曲のプリギャップ(始まる前の余白)を設定する。

プロジェクトの画面のこの部分を「トラック列」と呼ぶようです。

このトラック列の右下の赤丸で囲った部分をクリックすると、ガッと広がります。

1/100単位でプリギャップを設定します。

Studio Oneでマスタリング

プリギャップに関するご注意点・・・気になる方はリンク先をご覧ください。

4.)マスタリングするCDの曲順を入れ替える

曲順を入れ替えることができます。下の波形ビューでえっちらオッチラやってもいいんですけど、ギミックを挟まないCDなら、実はここでやったほうが早いですね。

こちらはドラッグするだけで入れ替えが可能です。使うかどうかは不明ですが、option/altキーを押しながらドラッグすると複製もできます。

Studio Oneでマスタリング、曲順を入れ替える

5.)楽曲の不要な部分などがあれば、カットしましょう。

曲の前後などの不要な部分はカットできます。CD冒頭の2秒については消せません。こちらを参照ください。

Studio Oneでマスタリング、不要部分をカット

曲の最後などはフェードアウトもできます。ノイズを含むトラックの場合などはフェードイン/アウトとかも良いかも。曲間についてはの調整もここでできますが、CDの規格上、1/100秒単位でしか動かせないので、重なったりもします。CDの仕様ですが詳しくはこちらを参照ください。

Studio Oneでマスタリング、不要部分をカット

6.)wavだけでなくソングデータも読み込める。再編集可能。

ソングデータを読み込んだ場合は自動でレンダリングされます。アイコンの違いをご確認ください。他の曲はwav ですが、ここでは「ポコちゃんまるだし君」だけがStudio Oneのソングデータです。

ソングを開くと、右上の下向き三角マークから楽曲をリコールできるので、ボーカルだけを大きくする、などをソングで編集して、戻ってくる、ということができます。そう言った作業は本来 マスタリングで2mix から修正するよりもミキシングの段階で直した方が圧倒的に早いので、Studio One のマスタリング機能は本当によくできてるなぁ、と思うのですね。超便利ですよ、これ。

Studio Oneでマスタリング、不要部分をカット

なお、ソングデータとして取り込む楽曲の始点と終点の指定については、こちらをご覧ください。

7.)レベルの確認とかも忘れずに

マスタリングで大事なのはレベルの確認です。CDの場合、「Peak」を選んで、0dBを絶対に超えないように仕上げてください。Peak以外のラウドネスメーカーについては、こちらのページをご参照ください。

Studio Oneでマスタリング、レベルメーターを確認

8.)必要に応じてエフェクトを各トラックにインサートできます。

F5キーでブラウザを表示し、楽曲を選択し、インサート(マスターの下は全体にかかるので注意)にドラッグで挿入します。

音圧を上げるのであれば、マルチバンドコンプであればTriCompなどが使いやすいのではないでしょうか。画像のようにBitCrusherを挿入してしまうと、音圧は上がりますが音がめちゃめちゃになりますのでやめましょう。

Studio Oneでマスタリング、レベルメーターを確認

9.)マスタリング完了、CDを焼くとかします。

CDを焼く、と言いますけど、本当に焼いてるんでしょうかね? CD-Rドライブでゴーフルとかは焼けるのでしょうか。

それはさておき、 マスタリングが完了したら、CDを焼いたり、DDPに書き出しておしまいです。CD-Rを用意し、「書き込み」をクリックすると、ドライブに入れられたCDがマスタリングされて完成します。

お持ちのCDプレーヤーで聞けるものは、この「書き込み」から作成します。

イメージはディスクイメージ、DDPはDDPという工場用のファイルです。まずは「書き込み」で確認してみるのがいいと思います。

Studio Oneでマスタリング、CDを書き出す

CDに焼き込む

CDに焼き込む場合はこんな画面が出てきます。Mac Book Proにドライブはついてないので、こういう画面になりますね。制作用に使ってるMac Proの方にはついてるのですが、電源を入れるのがめんどくさいのでこちらの画像で我慢してください。

Studio Oneでマスタリング、CDを書き出す

デジタルリリースの場合

CDを焼く場合は上記「書き込み」からドライブを選択する感じですが、「デジタルリリース 」はこんな感じです。SoundCloudにアップロード、などもできますが、ソングの編集モードからも書き出せるので、今の所は強いてこの機能は要るのかどうだか??と思わなくもないですが、 数曲まとめて音質を補正するなどの場合はプロジェクトを使うといいかもしれませんね。

Studio Oneでマスタリング、CDを書き出す

DDPの書き出し

マスタリング用の納品ファイル、DDPの書き出しについては、DDPのボタンを押すと、このダイヤログが出てきて、「はい」を押すといきなり書き出されますので、しっかり作り込んでからにしましょう。事前でオーディオCDに書き込みなどして、確認することを忘れずに。DDPをインポートして確認する方法はこちら

DDPマスタリング

ノンストップのCD、ライブ盤やMegaMix的なものを作りたい場合

ライブ盤やMegaMix的な、ノンストップのCDをマスタリングしたい場合はこちらをご参照ください。


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