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ミキサーの各チャンネルの出力先を一つのフェーダーにまとめる回線をバスと言います。例えば、トランペットとトロンボーンとサックスのトラックを一つの「ブラスセクション」というバスにまとめて、そちらで一括してボリューム操作や、ブラスセクションとして歪み系エフェクトを軽くインサートしたり、独立したリバーブを入れたりします。
アレンジエディタで、バスをまとめたいトラックを複数shiftを押しながら選択し、右クリックなどでコンテクストメニューを表示、「選択されているチャンネルのバスを追加」をすると、新しいバストラックが作成され、設定が完了します。
このソングでは、「長距離」「マイクロ」というトラックは「バス1」にまとめられ、亜紀のトラックは独立しますので、最終的にミックスフェーダーには、亜紀のヴォーカルのフェーダー、長距離&マイクロがまとまった「バス1」というフェーダーの2ほんでボリュームを操作するイメージです。バス1の手前には長距離とマイクロの、2つのフェーダーが存在しますが、それぞれでバランスをとった後、「バス1」にて一括でフェーダーによってボリューム操作が可能になる、というイメージですね。
追加したトラックを既存のバスに追加する方法は、インスペクタで出力バスを設定できるので、そちらでやります。「コンボイ」という新しいトラックを作成して、これを「バス1」に「長距離」「マイクロ」と合わせてまとめたい場合、「コンボイ」を選択した後F4でインスペクタを表示、フェーダーの上のパンのすぐ上にバスがあり、初期設定では「メイン」になってると思うので、これを「バス1」にまとめます。
というわけでこのソングでF3を押してコンソール画面を見てみると、次のようになっているのですが、「バス1」という名前のバスが、右側に固定されてしまっていて、左に動かせません。
本物のコンソールのバスの位置は通常こうして右側にまとまっているのですが、そこんとこはStudio One、左に動かすことも可能です。
初期設定では、ここにチェックが入っているようですので、スパナマーク(基本的にStudio One のカスタマイズ設定のアイコンとして各所に見られます)をクリックしてコンソールをカスタマイズする画面を表示し、「バスチャンネルを右に固定」のチェックを外すと、どこへでも、バスを移動できるようになります。どこへでも、と言ってももちろんコンソール画面の中の話であって、大好きなあの子の手の上、とかには動かせないですが・・・・・・
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