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Studio One で、曲のテンポを変更した場合、それに合わせてオーディオデータがどのように変更されるか?という、タイムストレッチの設定についてまとめます。
インスペクタ(iのアイコン)を開いて、テンポの項目が「追従しない」「追従」「タイムストレッチ」から選択できますが、言葉的に、なんだかよくわかりません。
よくわからないものは、まとめねばなりません!
これらの設定は、トラックごとに行えます。
なお、()内は英語版で起動させたものです。英語の表現でもよくわからないので、翻訳が悪いというわけではなさそうです。まぁ、「頭ずらさないで尻ずらさない」「頭ずらさないで尻ずらす」とか、赤白の手旗信号みたいなコマンドに長々となるよりは、わかりやすいのではないでしょうか。手旗信号が好きな人はUNKO的要約を記載しておりますので、脳の仕組みによっては、この方がわかる人もいますかね。こんなコマンドを持ったDAWは嫌なので、これでいいでしょう。
コマンド | 自動変更する項目 | 用途 | 音質劣化 | UNKO的要約 |
---|---|---|---|---|
追従しない (don't follow) |
テンポが変更になっても、何も変わらない(MIDIだけが変更になる) | 変更不要のもの。 ナレーションに合わせてBGMを作成するとか?? |
ない | 頭ずらさないで尻ずらさない |
追従(follow) | スタート位置はグリッドに固定で、トリガーされる位置は例えば4小節目の1拍目、3拍目、などと固定されるが、オーディオ自体はストレッチされない | キックやSEなど、四分音符で鳴らすためにwaveを直接アレンジエディタに貼り付けた場合。 | ない | 頭ずらして尻ずらさない |
タイムストレッチ (timestretch) |
トリガー位置も、波形も全てテンポに合わせて収縮/伸長 | ボーカル、ドラムループなど、MIDIに合わせて伸び縮みして欲しいもの。 | やりすぎると出る | 頭ずらして尻ずらす |
そんな感じです。
ループなど、wavファイル自体にテンポ情報を埋め込むことができます。方法はこちら
手動でタイムストレッチもできます。方法はこちら
ソング作る時のダイアログで、「オーディオファイルをテンポにストレッチ」からチェックを外しておきましょう。
既にあるソングを変更する場合は、ソング>ソング設定から、やっておきましょう。既存のトラックは現状維持ですが。
その他のPreSonus Studio Oneの使い方メモはこちら
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