PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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DCカップリング対応オーディオインターフェイスの出力電圧

検索で来られた方は、まずはこちらのページをご覧ください→ DCカップリングとは何か?について

DCカップリング対応オーディオインターフェイスから出力される電圧

まずは、各オーディオインターフェイスのDCカップリング対応の出力の、最大出力レベルを各商品の「仕様」などで調べます。

PreSonus Quantum の場合はこちらです。

(Qunatum はThunderbolt接続でウルトラ超レーテンシーADAT入出力も備えたオーディオインターフェイスです)

DCカプリング対応のオーディオインターフェイスの最大出力レベルを調べます。

CV出力対照表。

最大出力レベルは、dBuが0dB基準で0.775Vなので、そこからピークを計算していきます。

ほとんどのDAWユーザーは結論だけ知りたいと思うので、難しいことは電気博士に聞いてください。

なお、理論値なので、実際の出力に関してはメーカーに確認したほうがいいと思いますが、小数点以下まで厳密なものがCVに必要かどうかは微妙です。厳密な場合はMIDIを使いましょう。 エイヤッ!ってのがなければ、CVを使う意味はないと私は思います(どうせ温度で狂うし)。

なお、一応当サイトはStudio Oneの使い方ページなので、もっともStudioOneと親和性が高く、アプリケーションからリモートで操作できたりするPreSonusのオーディオインターフェイスを一例として挙げております。

最大出力レベル DC電圧の最大値 PreSonusのDCカップリング対応のオーディオインターフェイスの場合
+18dBu 8.7V

Quantumシリーズ,

Studio 68c

Studio 1810c

Studio 1824c

+16dBu 6.9V  
+14dBu 5.4V  
+12dBu 4.3V  
+10dBu 3.5V Studio 26c
+8dBu 2.7V  
+6dBu 2.1V  

実際に測ってみました。

Studio One 仲間で、Studio 26cを持ってる人がいたので、うまい棒30本と庭でできたキュウリ2本を手土産に持って自宅に押しかけ、計算が合っているか、実際に測定してみました。

Studio Oneから、Softube Modularを使ってStudio26cから出力されたものをテスターで計測、、、、

おお、ほぼ計算通りで、3.510Vです!

アナログシンセは変化が激しいので、音楽的な制御なら、3Vあれば十分ではないかなとも思います。

これで、Studio OneからDCカップリングでアナログシンセをCV制御できます!

私の持ってるKORG MS-20 miniは、ノートの情報はUSBでMIDIで制御できますので、Cut OffなどをStudio 26cから制御できるようになったのです!万歳!

いきなりEuroRackを組むのは予算的にも厳しいものがあるので、パッチ式シンセの良さは、MS-20miniなどで体験してみるのもいいかもしれませんよ。

昔はオリジナルのMS-20も持っていたのですが、20数年前、最期に「屁」みたいな音を残して天に召されました。こうしてリバイバルされるのは有り難いです。MOOGなどと違って、間の抜けた音が作れるのが好きなんです。

DCカプリング対応のオーディオインターフェイスの出力。

↑MS-20なんかは基本的にそう壊れないが、コンデンサなどはやはり寿命があるので、アナログシンセはいずれ天に召されます。DCカップリング対応オーディオインターフェイスとSoftube Modularで、彼らが生きた記憶を残しましょう。

QuantumのDCカップリングの電圧8.7VをMS-20miniに突っ込んで大丈夫か?

これについては規定の5Vより高いので愛するKORGに問い合わせてみましたが、その程度なら問題なく大丈夫なようです。100Vとかを突っ込んだら多分変な音を一瞬出して壊れると思います。


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