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Studio One で MS処理をする

Studio One でMS処理をする方法です。

MS処理とは何か?については他のサイトに詳しい説明は任せるとして、通常のステレオ処理が、右と左それぞれに録音する2CH録音のに対して、MS処理は、モノラル成分の信号とそうでない信号を分離して、「MONO」と「STEREO」成分に分離させる2CHの信号である、ということを把握しておけば良いでしょう。

正確な表現についてはその他のサイトをご参照ください。

MS処理とは、具体的にこういうことです。酷い歌ですが聞いてください。

歌はiPhoneで本当に何も考えずに録音したものです。

お聴きいただく前に謝罪させていただきます。申し訳ありません。

MS処理について説明したサイトは多いですが、実例のサウンドのあるものが少ないので、実際に聴いてみるのが早いでしょう。

当然ですがちゃんと位相のあったステレオスピーカーで聴いてくださいね!

スマートフォンのスピーカーなどで聴いても分りません。

1. MS処理後の、M,S両方出し

Studio OneでMS処理

普通のステレオの楽曲になります。MS変換しない状態と同じです。

2. MS処理後の、Mのみ。モノラル成分だけ。

Studio OneでMS処理

伴奏の成分にもモノラル信号が含まれるので、このようになります。スピーカーの位相があっていない場合は、よくわからないかもしれません。

1. MS処理後の、Sのみ。ステレオ成分のみ。MS処理とは何か、犬でもお分りいただけるでしょう!

Studio OneでMS処理

歌のおじさんの声がモノラルなので、完全に消えてるのがお分りいただけると思います。これのボリュームをあげれば、よくある「MS処理とは?」の解説において「広がりのあるサウンド」になるとも言えますが、単に位相がずれているとも言ってしまえなくもないのが痛し痒しです。

具体的には、スマートフォンなどで再生した場合は、伴奏すら消滅してしまっていると思います。これが安易に「MS処理で広がりのあるサウンド」と言ってしまうことの問題点です。このページをスマートフォン(モノラル再生のもの)などで開いて聴いてみてください。

MS処理が何か、お分りいただけましたでしょうか。

早い話、上記の、MとSのバランスを調整できるのが、MS処理です。

songデータを用意していますので、こちらをダウンロードしてもお試しください。(Professional用のデータです)

MS処理について個人的な意見

マスタリングでMS処理をしよう、的な意見もありますが、私は、ミキシング段階でちゃんとやって、特にMS処理の必要がない状態が理想と思います。特にモノラル再生になった時に変なことも発生してしまう可能性があるので、まずはきちんとミキシング、MS処理はやむを得ない場合にとどめるくらいが良いと思います。
本当にMS処理が必須なら、Studio Oneにも標準でバランスを簡単に取れるプラグインが装備されているはずだと思います。

MS処理のプラグインは、MIX toolsで。

MIX toolの使い方は詳しくはこちら。MS処理をする場合は、MS transformをONにすればOKです。

LRの信号であればMSに、MSの信号であればLRに自動的に変換してくれます。賢いですね。

Studio OneでMS処理

Studio one 内部でMS処理を完結させてみよう

単体でMSのバランスを取れるプラグインはStudio Oneに付属のものではありませんので、 ちょっとしたテクニックが必要になってしまいます。

概ね、下記の通りです。説明は下部に続きます。

Studio OneでMS処理
  1. 楽曲を構成するトラックを、バスでまとめる
  2. バスの信号は直接メインアウトに送らないようフェーダーを下げ、センドを標準のポストフェーダーからプリフェーダーに切り替え、そこからFXチャンネルのMとS両方に送る。(FXチャンネルは右クリックでFXチャンネルを追加する)
  3. 二つのFXチャンネルに、それぞれMとSをつける(別に片方をチャゲ、片方を飛鳥にしてもOK。自分がわかればOKですが。Mが飛鳥、Sがチャゲというイメージがありますね。)
  4. 2つのFXチャンネルのそれぞれにMixtoolをインサートします。"MS TransformはONにします。ここではLRの信号なので、自動的にMSに変換されます。
  5. MについてはPANを左に、Sについては右に振り切った状態で、メインアウトに送ります。
  6. メインアウトにはMixtool をさして、LをMに、RをSに変換されたものを、再びLRに復元します。

MS処理のサンプルソングをダウンロードしよう!

すぐMS処理について実感してもらえるよう、Studio One用のサンプルデータを用意いたしました。音声はiphoneで録音したからm4aファイルですし、多分Professionalだけでしか再生できませんが(?めんどくさいから試してません!)、ダウンロードし、MとSのフェーダーを動かすだけで、MS処理とは何かがご理解いただけることでしょう!

>>>> おじさんの歌.songをダウンロード


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