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キューミックスとは、ボーカルレコーディングの再に、コントロールームのミックスとは別に、歌手には違うミックスを送る、などの設定です。
コントロールルームにいるクライアントさんには普通のミックスの音声でゴキゲンをとりながら、歌手には、イマイチな編曲で歌いにくい対旋律や オカズを弾きすぎたギターは消して ベースとドラムとガイドメロディーと飼ってる愛猫の声援だけを送る、など、歌手の歌いやすさとそのゴキゲンに合わせたバランスで音声を送ることができます。
レコーディングエンジニアはサービス業。ゴキゲンはレコーディングでは重大なものです。
特に録音時のモニターバランスが適切でない場合、例えばギターのリターンが低い場合強く弾きすぎたりなど、演奏にも著しい影響を与えます。
モニターバランスによって演奏をコントロールすることすら可能なのです。
この機能の使用には、当たり前ですが4系統の出力が必要です。サブアウトにはヘッドホンアンプを伴っていない場合が多いと思いますがその場合は例えば出力3-4のLine Outの後にヘッドホンアンプを使う必要はあります。安いちっちゃいミキサーでもヘッドホン出力がついていればOKですよ。
ソング設定>オーディオI/O設定から設定します。複数出力のあるオーディオインターフェイスでも、最初は設定しなければこんな感じ。
追加でステレオの出力の設定をし、キューミックスにチェックを入れると、対象となります。
設定が終わった後、「デフォルトを作成」をやっておくと、次から新規ソングを立ち上げた際も引き継がれます。
なおこの場合、接続しているStudio 26は4系統出力でサブは3-4しかないので、キューミックスの「オバ」も「メロリン」も同じものが出力されますが、演出上のものですので気にしないでください。8系統の出力があるオーディオインターフェイスの場合は、メインと別にステレオ3系統のキューミックスが用意できるということです。これは同時録音の場合、演奏者別に設定できるので、スタジオのいわゆるキューボックスがなくても、Studio One 側で設定可能、ということになります。(もちろん演奏者が手元で制御できないですが、キューボックス高いので買えない場合など。)
ミキサーに、このような表示が現れます。
例えばキューミックス「オバ」には仮メロディーを送るけど、キューミックス「メロリン」には送らない場合、横棒のやつを下げればOK。カギマークをOFFにすると、フェーダーから完全に独立します。 こうして、演奏者「オバ」と「メロリン」、そしてコントロールルームのクライアントには、別のミックスが再生できるんですね。
気になる方はこちらもご参照ください。
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