PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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「リッスンバス」「リッスンバス経由でソロ」とは?

Studio One 5〜の新機能リッスンバス。2通りの使い方ができます。

どうやってリッスンバスを立ち上げるのかな?

メインアウトのフェーダーのあたりで右クリックで、こうやって出てきます。

[リッスンバス経由でソロ]のON/OFFで、使い道が変わります。

リッスンバス

使い方1.)リッスンバスに音場補正ソフトを立ち上げる。=同じMIXが出力されます。

出力が2系統のオーディオインターフェイスでも、この恩恵を受けられます。(リッスンバス経由でソロ=OFF

オーディオをレンダリングする出力とは別に、モニターのスピーカー/ヘッドホン用に、プラグインなどをインサートできます。

リッスンバス

音場補正ソフトとは、IK multimediaのARC3、sonarworks sound IDなどのように、部屋鳴りなども含め、モニターの環境を補正するソフトです。
ちなみに私はARC2を持っていますが、従来はこれはメインアウトに立ち上げたままトラックダウンして納品、ということを、しばしばやってしまうわけですね。
だってにんげんだもの。この機能を使えば、もう金輪際、こういうことはなくなります。

使い方2)歌手にはMIXをだだ流しにしたまま、コントロールルームでは他の音声を調整する

「リッスンバス経由でソロ」をONにする。4系統(ステレオ2系統)以上の出力が必要です。

歌手が神経質になっているのでご機嫌を取っとかないといけないけど、コントロールルームのエンジニアは時間がないのでいろんな音のEQなんかを調整してやっとく時など、歌手には全部のパートを聞かせたまま、コントロールルームでは、こっそり、伴奏のトラックの音を個別に調整したり、ができます。

ソロのボタンを押したトラックだけ、リッスンバスに流れます。

このイラストでは、象さんの弾くワウワウギターの音だけモニターして調整したりしてるわけです。(イラストはこのUSB2.0と3.0の違いを説明したページの使い回し)

リッスンバス経由でそろ

これには事前準備が必要です。

これをやるには、1-2、3-4の、最低限、4系統(ステレオ換算2系統)のオーディオインターフェイスが必要です。
ソング設定のオーディオI/O設定から、リッスンバスの出力先をメインとは別に設定しておきましょう。

リッスンバス経由でそろ

その他リッスンバスの設定

プリフェーダー/ポストフェーダー


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