PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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Studio One のディザリングエンジンが、5.5で「ハイエンド」なものになりました。

bit深度の変換時の問題を解決するディザリングエンジン。Studio One 5.5では、それまでのディザリングエンジンを刷新し、PreSonus曰く音質変化が少なくクリアでめちゃくちゃ音がいい「ハイエンド・ディザリング・エンジン」になりました。その他の機能拡充についても、もはやマスタリングアップデートであると言っていいStudio One 5.5の大きな改良点です。とにかく音質的にもメリットがあると言うことで、マスタリング用プラグインでディザリングの処理を内包したものを使用しない場合は、原則は初期設定通りONでいいでしょう。
インターネットの情報は玉石混合(とりわけ記載の混同例としては、現在のDAWにおけるディザリングはアップコンバートではなくダウンコンバートが基本ですのでその点に留意のこと。)ですので、最終的には「自分の耳で判断」することをお勧めします。

ディザリングとは?

ディザリングとは何かについては、このページ後半のPreSonusの記事の大阪弁翻訳でも触れられてるので参考にしてください。
DAWのオペレーションにおけるディザリングについて簡単にまとまった素晴らしい文章だと思うので、大阪弁に翻訳する程度に留めておきます。

簡単にまとめると、どうなの?

16bitの音声情報をフェーダーやEQすら触らずにそのまんま書き出す場合は不要ですが、何か・・・フェーダーを1mmでもを触ってしまうと、Studio One の内部の32bit/64bitの処理が発生し、音声信号としては32bit/64bitになりますから、16bitのwavやmp3で書き出す場合に、どこかで問題は発生してしまいます。
最終的に32bit/64bitへのレンダリングが現実的でない以上、ディザリングの考え方の基本は次のようになります。

ディザリングのON

ディザリングのONは、 環境設定(windowsはオプション)の詳細>オーディオ>「再生とオーディオファイルのエクスポートにディザリングを使用」にチェックを入れます。
デフォルトでONですので、理論を十分把握の上に意図的な行為でない場合は、基本的にはそのままでOKで、この初期状態が理論上人間が知覚するノイズが一番少なくなります。

Studio Oneのディザリング

参考:Studio One のマニュアルの記載は次のようになっています。

※"三角ディザリング"については翻訳上の問題として気にしないほうがいいでしょう(笑)英語ではPreSonus' triangular dithering

です。

[再生とオーディオファイルのエクスポートにディザリングを使用]はデフォルトで選択されています。デバイスにより、またはファイルのエクスポート中にオーディオ信号のビット深度が下がると、PreSonusの三角ディザリングが適用されます。好みの特性を持つディザリングを内蔵したリミッターインサートエフェクトをメイン出力に使用するなど、サードパーティによるディザリングを使用したい場合は、このオプションの選択を解除します。

1. MI7サイトによる新しいディザリングエンジンの記載

直訳に近いんですけど、ディザリングについて、だけでなく、イマイチ文章がわかりにくいですね。
後で記す私の翻訳の方がわかりやすいでしょう。

新しいハイエンド・ディザリング・アルゴリズム

Studio One 5.5では、コンバートにより生じるアーチファクトを最小限に抑えて低レベルの信号を保持する、カスタムデザインの新しいディザリング・アルゴリズムを搭載しました。ディザリングは、デジタル・オーディオを高解像度フォーマット(32-bit浮動小数点の .WAVファイルなど)から低解像度フォーマット(16-bitの .MP3など)に変換する際に発生する耳障りな歪みを防ぐために開発され、ミキシングやマスタリングは最高のサウンドが得られる高解像度フォーマットで行い、ネット配信やCDなどのフォーマット要件に合わせて別にダウンサンプリングするのが一般的です。新しいこのディザリング・アルゴリズムにより、従来のアルゴリズムで発生していた聴感上のノイズ、アーチファクト、歪みを最小限に抑えた高品位なコンバートを実現します。ディザリングをオンにする([環境設定]>[詳細]>[オーディオ]メニュー)と使用できます。

Studio Oneのディザリング

2. PreSonusサイトによるディザリングエンジンの記載・・・後半には大阪弁翻訳があるよ!

新しいディザリングエンジンは音質が最高だから旧来のものに入れ替えた、との記載です。

Studio One 5.5 features a new, proprietary, custom-designed dithering algorithm that minimizes conversion artifacts and preserves low-level signals. It sounds so good that we’ve replaced Studio One’s previous dithering algorithm with it, so if you’ve got Dithering turned on (in the Advanced Preferences/Audio menu) you’re already using it!

Dithering exists to prevent the harsh-sounding truncation distortion that otherwise occurs when converting digital audio from a high-resolution format (such as a 32-bit float .WAV file) to a lower-resolution format (like a 16-bit .MP3). It’s common practice to conduct mixing and mastering work in a high-resolution format, which of course sounds the best—and later downsample for distribution to meet the format requirements of online distribution and streaming platforms or CD.

Our new dithering algorithm ensures that these conversions will minimize the audible noise, artifacts, and distortion that can be caused by lesser algorithms. And it’s a Studio One exclusive.


Studio Oneのディザリング

大阪弁にPreSonusのStudio One 5.5のディザリングの項目について翻訳すると、このようになります。

新しいめっちゃええハイエンドのディザリングアルゴリズムがついたで!ディザリングのクゥオリティはてっぺんや!

Studio One 5.5は、新しい、Studio One専用に最適に開発されたディザリングのアルゴリズムがついたで。
元の音を ♪ありの〜ままに〜変換することができるんやで。
その音質がめっちゃええのができたから、今までStudio One についてたディザリングアルゴリズムを捨てて入れ替えたんや。
使い方は「再生とオーディオファイルのエクスポートにディザリングを使用」にチェックを入れるだけ!

ディザリングとは、高解像度のサウンドフォーマット(例えばStudio One の内部処理の32bit/64bitなど)から低い16bitなどに変換するときに、時に不快な歪みとして問題が発生することを防ぐ機能で、もちろん高解像度の時はみんなええ音になるようにするけど、せっかくええ音にしても、それをCDなどにダウンコンバートする際に発生する問題が色々あって、ディザリングエンジンとはこれをどう処理するかって言うのがキモなわけや。

 

ワシらの新しいディザリングアルゴリズムは、その時発生する可聴ノイズや歪みを最小限にすることに成功した最高のディザリングができるものとして仕上がったんで、それがますますStudio One を「特別な存在」にしてるっちゅーこっちゃ。


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