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生楽器にはいろんな演奏方法があります。
一口にアコースティックギターと言っても、指やピックで弾く、ハーモニクス、スライド、はたまたヒグマにかじらせたり、滝壺に落としたり、ダイナマイトで爆発させても、全く別の音が出ますよね。
一つの音色でいろんなバリエーションを切り替えることを一般的にキースイッチと言うことが多いですが、Studio One では「サウンドバリエーション」といいます
。
おじさんたちがドレミのキーボードをスイッチとして切り替えていたので「キースイッチ」と言われますけど、機能としては「サウンドバリエーション」を切り替える、という方が日本語に近いでしょう。英語ですが。
実際に切り替えた演奏と、その画面を見ていただければ早いですね。
最初のドレミファ、がPresence XTのガットギターの音(Professional用)にアサインされた「オープン」で、次のドレミファが「11サザエっぽい?ハーモニクス」です
。
基本的には、音色自体にプログラミングされたサウンドバリエーションしか選択することはできません。(Presence XTのガットギターには、ヒグマにギターをかじらせる特殊奏法は含まれていません)
このように、一つの音色にプリセットされたサウンドのバリエーションを切り替えながら演奏することができます。
サウンドバリエーションがある音色の場合は、概ね鍵盤部分の下の方に赤い色とか、何か違いがあります。
なお、Studio One Prime / Artist に含まれる音色にはサウンドバリエーションはないです。Professionalには15Gのサウンドが付属するので、それにはサウンドバリエーションの音色が多くあります。
元々、伝統的にサウンドバリエーションはMIDIの発音しないノート情報を使って行っていたので全般的に習慣や仕様がそのままStudio One や多くのプラグインでも残っていますが、今からチャレンジする人は、この点については深く考えないでもいいでしょう。
必要なことは、単純に、鍵盤を押すと、奏法が切り替わるということです。で、上の方の鍵盤で音階を演奏できます。
サウンドバリエーションのピアノロール上での切り替えは、左下の「+」マークでコントローラ類を表示し、「サウンドバリエーション」を選択。
右クリックで「バリエーションを適用」から、違うバリエーションの切り替えの情報を入力していきます。
なお、ここからはDTM老人会の会話ですが、今まではサウンドバリエーション(キースイッチ)の切り替えは、演奏情報より一瞬早く入力しなければならなかったのですが、Studio One のサウンドバリエーションの切り替えは、なんと、例えば小節の頭に同時にキースイッチ切り替え情報と演奏情報を入れても、Studio One 側が一瞬切り替えの情報を素早く先に出力してくれるようで、そんないらんことは考えなくて良くなりました。
こちらが目次となります。>Studio One のキースイッチ(サウンドバリエーション)のまとめ
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