PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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ASIOドライバは、Windows Audio,WDMドライバと比べてどのくらいレーテンシーが違うのでしょうか?比較してみましょう。

ASIOはCubaseのSteinberg社が開発したドライバの規格で、DTMに最適化されています。
演奏が大切なので、主にレーテンシが優れています。 実際にどのくらいASIOのレーテンシが優れているのか、両方で認識できてしまうオーディオインターフェイスにて検証してみましょう。

今回検証するマッシーン

今回、実際にASIOがどのくらいレーテンシが優れているのかを検証するマッシーンは、こちらのセットです。

ノートPCのThinkpadは、4〜5年前に大阪の日本橋(東京でいう秋葉原)で1万円で買ったモデルです。
このStudio One の動作環境ギリギリの非力なマシンで検証してみたいと思います。

Studio OneでWDMのレーテンシ

Made In Microsoftのドライバー(Windows Audio,WDMドライバ)でのレーテンシ

PreSonusのハードウエアは、Universal Contorolという専用のソフトでインストールしますが、ドライバーをインストールする前に接続してしまうと、WindowsがMicrosoft社製の素晴らしいドライバーをインストールして、使えるようになります。
Microsoft社製の素晴らしいドライバーにて認識した、Audio Box iOne(オーディオデバイスとしてはWindows Audioになる) で試してみましょう。
使用感としては、レーテンシ以外は特に問題を感じません。

デバイスブロックサイズは変更できず、入力レーテンシは80msec固定です。

80msecは個人的には演奏するのは、かなりキツいレーテンシです。Windows Audioのレーテンシはこのくらいになってしまいます。
既に存在する音源の加工などには問題ありませんが、リアルタイム入力は難しいでしょう。

Studio OneでWDMのレーテンシ

ASIOドライバでのレーテンシ

正しくインストールしたASIOドライバでの動作です。とりあえずデバイスブロックサイズについては64で立ちあがっちゃいましたが、 この状態でレーテンシは3.22msec。
Windows Audio、Microsoft社製の素晴らしいドライバと比べると、レーテンシはズバリ25分の1でしょう。
3.22msecは、ギターアンプから1m離れた距離のレーテンシ。ギターアンプから1m離れた状態で演奏できないギタリストはいないでしょう。

Studio OneでASIOのレーテンシ

ASIOドライバで最小のデバイスブロックサイズにやってみよう

ASIOドライバで、この組み合わせでは最小のデバイスブロックサイズ:16に設定すると、レーテンシについては1.9msecになりました。

Studio OneでASIOのレーテンシ比較

ASIOドライバで最大のデバイスブロックサイズにしてもWindowsAudioのWDMドライバより倍早い!

なんということでしょう。デバイスブロックサイズを2048にしても、なおも入力レーテンシ44msec。WIndows Audio よりもなおかつ倍も早いのですよ。

Studio OneでASIOのレーテンシ比較

結論:DTMやるのにASIOドライバは重要!

DTMをやるなら、ASIO対応のオーディオインターフェイスが必須の理由が分かりましたでしょうか。

同じハードウエアでこれなので、ドライバ、大事ですねぇ〜

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