PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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Studio One にはパッシブEQ・PULTEC EQP-1Aっぽいプラグインが付属してるよ

Studio One (Artist, Professonal )には、ビンテージイコライザーの、PULTEC EQP-1AがFat Channelの内部に付属しています。
PULTEC のEQ は通すだけで音が良くなる非常に味があるハードウエアですが(私は実機は直接触ったことはありません)、慌てて他のメーカーのプラグインを買わなくても、Studio One についています。浮いたお金で焼肉に行きましょう!

PULTEC EQP-1A をイメージしたグラフィック

実機も大体こんなようなものです。1950〜1970年代に使われたビンテージなものです。EQP-1,EQP-1A,EQP-1A2,EQP-1A3などのラインナップがあり、具体的にどのあたりをモデリングしたのかも不明ですが、そもそもその時代のものが100%まともな状態に残ってはいないので、PreSonusが複数台の音と回路を研究した上で、最終的に「ええ塩梅」にチューニングされているのでしょう。知らんけど。

Studio Oneに付属のPULTEX EQP-1A エミュレーションのプラグイン

パッシブEQとは

PULTECのこの製品、またはズバリこの「Passive EQ」というプラグインの名称がその特異性を著しています。
エレくトリックギターやベースをされている方はパッシブとアクティブという表現で十分ピンとくるでしょう。
通常、イコライザーはトランジスタやICなどで増幅する回路も使用しますが、PULTEC EQP-1シリーズは増幅せずにコイルやコンデンサー、トランスなどで回路が組まれています。
しかし、増幅しないので、音が小さくなるため、最初から最終段階で増幅を行ってゲインをほぼほぼ元に戻しています。
このため、つまみがゼロの状態でも「通すだけで音が変わる」と言われています。モニター環境によってはわからないかもしれないですが、フラットな状態で左側のON/OFFをやってみてください。トランスを経由したような感じで微妙に音が変わることがお分かりいただけると思います。アナログ回路の味わいを付加するために、EQはかけないけどスルーする、という使い方もできてしまいます。

PULTEC EQのリコール方法

Fat Channelのページにもありますが、それみてもわかると思いますが画面が少し古いですね。そのうち書き変えます。
最新のStudio One 6での画面はこんな感じです。EqualizerからPassiveを選びます。マジェンダで塗ってる部分は有料のアドオンです。
APIなど魅力的なEQもあります。 紹介はFatChannelのページを見てください。

Studio Oneに付属のPULTEX EQP-1A エミュレーションのプラグイン

Fat Channel上のPULTEC EQP-1Aもどきの使い方

左のボタンでON/OFFです。プラグイン自体のON/OFFではないので、全部がゼロになってても回路をスルーして音に味わいを付加することができます。
説明は書くのめんどくさいので簡潔にいきます。聞いてどうかでしょう。

Studio Oneに付属のPULTEX EQP-1A エミュレーションのプラグイン

他のFat Channel XT のバンドルのラインナップについて

Fat Channel XT のアドオンのバンドルのランナップ。

Fat Channel XT アドオンの購入方法

こちらのMI7 japanのサイトへのリンク先から購入してください。PreSonusなど海外のサイトから購入の場合はサポート対象外になるようです。


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