PreSonus Studio OneStudio One の使い方メモ〜PreSonus Studio One DAW TIPS〜

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AI Stem Separation「ステムで分割」 (Studio One Pro 7 ~)

2mixの音楽からボーカルを取り出したりといったことができるようになりました。
ステムとは、マルチトラックレコーディングのトラックがバラバラの状態ですが、流石にそこまではできませんが、AIを使って、いくつかに分解できるようになりました。

最初はStem Separation「ステムで分割」はインストールされていません。

Studio One >Studio Oneインストールから、追加でアドオンをインストールする必要があります。
1.6GBという巨大なAIですね。
チェックを入れて右下の緑のボタンからインストール、Studio One を再起動することで有効になります。

Studio Oneのステムセパレーション

ダウンロードが終わったらあれ?って思うかもしれません。よく見たら再起動してくださいって書いてます。

Studio Oneのステムで分割

さあ、実際にステムで分割してみましょう!

今回はこの曲を使ってみます。

ステムで分割は、イベントの上で右クリックして「オーディオ」>「ステムを分割」
ショートカットはcommand+Uです。

Studio Oneのステムで分割

次のダイアログが起動します。

Studio Oneのステムで分割

使い方は、やってみたら、だいたいわかるでしょう。

歌だけ消してみましょう!歌のあるトラックからカラオケを作る場合。

歌だけ消すときは次の設定ですね。カラオケだけ抜き出すとき。
「結合-選択されているステムは新規トラックにバウンスされます」

Studio Oneのステムで分割

すると、こんな感じで、カラオケだけが抜けてしまいますね!すげー。

ミュートになっている元の分割前のトラックを元に戻す方法

ステム分割したトラックは、ミュートになります。解除するのは、ミュートツールでもう一回クリックです。

Studio Oneのステムで分割

本格的にバラバラにステム分割で分解してみましょう!

設定は、この通りで、ボーカル、ドラム、ベース、その他に分割します!

Studio Oneのステムで分割

次のようにステムが分割されました。

えっ?ってところもあるけど、元々無茶なことやってると思えば、編集次第では使えるのではないでしょうか。

ボーカル

一回めのホルンもボーカルと思われてるのが味わいありますね。

元々かかってたディレイが生きてるんですね。

それはちょっとびっくり。

2回目のホルンが、弱い犬の声っぽくてたまりません。

ドラム

普通の8beatのセクションは良いのではないでしょうか。

ベース ルートは分かりますね。
その他 まぁ、こんなもんじゃないでしょうか。「その他」だし。

ちなみにガチのステムデータは、こんな感じでした。

ステムデータをこの組み合わせで書き出すと、こうなります。

ボーカル
ドラム
ベース
その他

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